第79回新潟美術展覧会(県展)写真部門に入選した。
モノクロ・人物に拘って3度目の挑戦です。20代の頃に野鳥写真を出品し選ばれているが、あの時は審査員の一人が通っていた写真教室の講師でもあったからね。
トリミングは今回も過去においてもしない。原画を切り取るのは全くのナンセンスと考えている。誰がああいう手法を普及させたのだろう。本物の写真じゃないからね。
今回の写真部門総評に「撮りたい瞬間を大切に・・」ってな選者の主旨が書いてありましたが、撮影当時まさにソレでした。この瞬間を逃したら、必ず後悔するーそう感じて、思い切って相手に話しかけてます。それが「ハイハイ、どうぞ」と返ってきた時は嬉しかったなぁ。およそ10秒ほど金魚の糞みたいに後を追いながら2カット撮らせてもらった。
今、撮らないと・・
でも、一声かける勇気、これってものすごいプレッシャーです。
僕んちは主催新聞社の新潟日報を定期購読していない。なもんで早朝、近くのコンビニまで新聞を買いに行った。今日が入選者の紙面発表だったからだ(昨日は入賞者の発表 万が一が頭をよぎりコンビニへ)。前日同様にホットドックとホットコーヒーも買う。
気持ちを落ち着かせ、床に新聞を広げた。
さぁ・・どうだ?
名前はあるのか・・アッ!・・あったぁ~!
(何度も確かめる)
こんな感じね・・一気に嬉しさがこみあげてきた。
面白いもんで、自分の名前は小さな活字が溢れてる中でも目立つんだね。
そこだけ浮き上がって見えた気がします。
そうだ!娘が「入選してたら1万円あげる」と言ってました。
意地でも貰うぜよ。
再掲載・昨年10月中旬、福島潟で撮影
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