林の中の小径、腹這いでイワカガミを撮影していてガサッ、ガサッ。
歩を進めるごとに、右に、左に放射状に逃げ出していたカナヘビにしてはその音はおとなしく、せわしくはない(驚くほどいる)。
「ヘビか、なんかだろう」と、目の前のイワカガミちゃんに集中しようとしたのであるが、やっぱりガサッ、ガサッという音が聞こえてくる。
そのうち頭から離れなくなり、音の主を探さないと気が済まなくなってきた。
「よお~し、見つけてやっからな!」と頭をあげて、ムム・・?
数歩先の葉っぱが動いた。その葉っぱにゆっくり近づいてジ~ッと見る。
・・・・・・・カ・エ・ル・・・だったのね・・・
枯れ葉の影から顔を出し、のどだけポンプのようにプクプク動いている。
「オイラも撮ってケロ!」と言わんばかりにこちらを向いている。
RVP100 AI Micro-Nikkor105 f/4s NikonF5
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