花は間違いなくハルジオンだ。花弁が細くごちゃついているし、蕾も下を向いている。それにこの時期だし。
問題はこの虫。
ヤブキリ・・・?背中の線が一本す~と伸びてないようだし、「じゃぁ、キリギリスか」と問われても「ウ~ン」と煮え切らない。
幼虫はよく分からない。
林の脇道はこの時期、ハルジオンやミヤコワスレやらの野花が盛りを迎え、その花の中を覗いてみると、様々な虫が動き回っている。
興味が沸き出すと前に進めない。
林の中をグルリ回るのに相当な時間がかかってしまうのだ。
それはある意味「至福な一時」なんだけどね。
写真は12日、阿賀野市で撮影したもの。
花の下部分に木洩れ日が当たっている。「この虫にも」と期待したが、木洩れ日はここまで。
しばらくの中腰は腰が痛い。グイ~と背筋を伸ばしたらこの虫さんは花弁の裏側へ廻り込んでしまいました。
写真には入っていませんが、構図の下の下にはハルジオンがたくさん。それを嫌って、左上の抜けた部分を多く取り入れたが、やり過ぎた。
RVP100 Ai-Micro Nikkor 105 f/4s NikonF3
無くした! 見つけた!
25日、F3のシャッターに取り付けていたソフトシャッターボタンが無くなっていることに気が付いた。
ピントを合わせてシャッターを押そうとしたら指の腹に伝わる感触に違和感。グイ~と押し込む感じはちょっと変。
確かめたら外れていた。
車から降りてここに来るまでの藪道で落としてしまったらしい。でも野草が繁茂しだした小径から探し出すのはまず不可能。
気持ちに踏ん切りを付ける意味でちょこっと探して諦めた、その時は。
それが、27日の鳥屋野潟の朝焼け撮影時、上沼橋の歩道上で見つかった。
前回この場でカメラを構えた際に落としたんだ。
しかしだ、それは22日のこと。
と、言うことは、3日間全く気が付いていなかったということだ。
それにしても1㎝にも満たない礫が橋の歩道上に転がったまま残っていたのは奇跡としか思えない。広い視野の中に入ったソレに反応した僕の能力も。
おや?
無くしてしまったことに全く気が付かない・・ある意味、これも「奇跡」かも。
*小さなシャッターボタンは5日間、そこにあったことになる。こちらは出てこないものと諦めて新品を買い求めたばかりだった
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