8月中旬を過ぎ、日の出時刻が5時を過ぎた。
夏至の頃に比べ、およそ40分も日の出が遅くなり、響き渡っていたオオヨシキリのガナリ声もなくなって、ムクドリの群れがほぼ決まった時間に北の方からやって来るのを目の当たりにすると、いくら蝉の声が夏を大きく盛り上げようとも、心細いものを感じてしまいます。
虹を多く見るようになった。
季節の変わり目に現れやすいが、もうそんな時期かと思うと、やはり感傷的な気分になってしまいます。
生まれ育った地元の夏祭りが9月初旬に3日間行われますが、その時分は長袖シャツを着込んでいた記憶があります。
皮膚が感じる以上に季節は先を行っている事を実感せずにはいられません。
写真は7月下旬のいつもの鳥屋野潟。
風も止んで、流れも止まり、湖面が水鏡になった瞬間を捉えてみました。
不思議なことに音も感じなかったような。
そんな事って、あり得ないのですがね。
今年は、ウォ~と、絶句するような朝焼けにまだ巡り会えていませんが、9月に入れば何とかなるだろうなどと考えています。
RVP100 Ai-Nikkor 35 f/2s NikonF5 7月下旬
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