日本最小のトンボ、ハッチョウトンボの♂。
何処かの町の8丁目に生息していて、それで「ハッチョウ」と名付けたらしい。
メスは「これが♀!?」と驚くくらい♂の装いとは大違い。
どう見ても、小っちゃいアブだ。
大きさは雌雄どちらも10円玉程度。
極めて小さいから見つけにくい。ハッチョウトンボを見つけるという目的意識がなければまずは無理だろう。
けれども一度見つけると、意外に近づきやすい事を知るはずだ(結構寄っても、視線を外して再確認する際に、どこだ?どこだ?となりますけど)。
注意すれば、ケツを指先でチョンと触れるくらいだし。
当然驚いて飛び上がる(地上高30㎝位)。それでも、せいぜい1,2メートル先の葉先に吸い付く感じ。
縄張りがあるのなら極めて局所的とでも言うべきか。
写真
撮影しやすいと思ったが、実際にトライしてみると画面がメチャクチャだ。ハーフマクロのほぼ最短で画角に対しこの大きさ。
背景に藪やら草むらが写り込むと、うるさくなってしまう。
それで、3種類の接写リングを買い求めて、なんとかモノにしようと撮影を続けているが、今のところ成果はサッパリ。
今年はこんなもんで終わるかも。
小っちゃいと構図の決定に少なからず神経を使う・・・それを知っただけでも大きな収穫だ・・と思うようにした。
RVP100 Ai-Micro Nikkor 105 f/2.8s NikonF3 6月下旬撮影 阿賀野市
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