女房や娘にボクの撮った写真を見せると「おとなしい」「動きがない」「ワンパターン」と、お決まりの文句が返ってくる。
それは自分でも判っていて、その言葉の意味に納得する。
それで、じゃあ、次はちょっと違う視点で・・と心に留めてフィールドに出掛けてみるのだが、いざ被写体を目にすると、やっぱり気持ちは昔のまま。
あれ、なんだろうなぁ。
悪く言えば頑固、四角四面、融通が利かない・・・。
ちょっと、壁にぶつかってる。
でも、写真は撮りに行く。家族が寝ている間に出掛け、起き出す頃に戻るパターンは相変わらずだ(日の出時間が遅くなる冬場は例外だけどね)。
写真の実際
冷え込んだ早朝、福島潟で撮影している。
センダングサにとまったアキアカネ。キラキラと輝いて、まるで“露の花”。
朝陽がゴワ~と光の束になって差し込んできた。朝の光はたまらなくいい。
カメラを構えるボクの背中が温かくなっていくのが判るくらいだから、このトンボだって嬉しいに違いない。「助かった~」と感じてるんじゃない?
左へ流れるセンダングサの枝とトンボの向きを意識して構図を決めた。
RVP100 AI Micro-Nikkor 105 f/4s NikonF5 福島潟 11月上旬
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