その梅雨明けの日の朝を写真に収めようと目論んでいたが、寝過ごした。目が覚めた時間で4時半を回っていたのだった。
それなりに染まってくれたようだが、既に遅し。歯ブラシ片手に「梅雨明け、なんか今日だったりして・・」と名残の空を見上げて思っていた。
会社で昼休み、「今日、梅雨が明けた」なんてテレビで流れて「やっぱしな。どうせ俺の人生そんなもん」と、たまたま居合わせたヤクルトお嬢様に愚痴ったら「へ~そんなことないですよ~」・・ニッコリ微笑んでくれた。
でも・・そんなこと・・あるんだよ。
写真は7月27日に撮影している。
26日が「梅雨明けだ!」と確信するぐらい雲一つない天気。でも、24時間後はご覧のような雲行きになった。気圧配置を読んでいたのでしょう、宣言しなかったもんね。
茜色に染み渡った刻はとっくに過ぎていたがご覧のような雲が流れてきたので、それを待って撮影している。輝く湖面と怪しげな雲を絡めてみたのでした。
潟の随所でピ~ピ~カイツブリの赤ちゃんの親を呼ぶ声が響き渡り、橋下ではカワセミの若鳥がチッチ~と矢になって通過する。カンムリカイツブリは潜っては頭をあげて「なんでエサねえんだよ~!」みたいな顔してオイラを睨む。
その反面、葦原からのオオヨシキリのがなり声が聞こえてこないのだ。
蝉の声でかき消されているわけではあるまいし。ヒナが巣立ちして、親鳥を追いかけているのだろうか。
RVP100 AI-Nikkor 35 f/2s(f5.6、1/80) NikonF5 三脚使用 上沼橋から
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