フクロウの赤ちゃんだ。
夕闇迫る公園の林道脇にお地蔵さんのように佇んでいた。
正確には”隠れたつもり”だったのだろう。
巣立ち(?)して初めて危険に遭遇し、この子なりの防衛本能でそうしたのか。
親が近くにいてエサを与えたり、生きていく術でも教えていたのだろうか。
まさか、人間がやって来るとは思ってもいなかったはず。
近づいてくる足音に慌てふためいたに違いない。
通り過ぎようとして見つけてしまった。
親は実際に梢で警戒中だ。
ポジフィルムはその後、押し入れにしまったまま。
数十年ぶりにビューアーで確認したけど、退色は見当たらない。
「こんな所にいるわけない」とする考えって危険ですね。
知らないうちに他の生き物のテリトリーを脅かしている。
ベルビア50 +1増感 180ミリ NikonF3
過去記事 初掲載
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