主役のヒメジャノメ(姫蛇目)には悪いが、背景のボケ具合に妙にムラムラきた。
ファインダーで覗いて、彼にピントを合わせようとレンズのピントリングをグリグリ回しているうち、バックのとろけるような色彩が気になってきた。
こんな光周りの場合、このレンズ、想像以上に情緒ある写りをする時がある。解像度云々だけでは語り尽くせない微妙な色合いを魅せてくれる・・・時がたまにある。
勿論、使用するフィルムの特性にもよると思う。プロビアならもっと淡くトロ~ンとした描写になるかも知れない。ベルビアフィルム登場前、独壇場だったKodakのコダクローム64やエクタクローム100ならどんな風になっただろう・・・
そう言えば、この秋、海外でKodakエクタクローム100が再販されると聞いた。もう随分前の話だけど、あれからどうなったのだろうか。
話が横に逸れてしまった。
レンズは絞り開放f値4で撮影している。ISO100、1/80。被写体よりバックが明るいから、+1/2以上露出をかけて10枚ほど撮影した。
淡くボケる薄緑とこれまた薄い藍色、その中間に茶色が読み取れるが、撮影時は蝶の体が真ん中の茶色い部分に入るよう若干、位置を修正して撮影した・・なんて書いたところで、自己満足に過ぎないもんね。
RVP100 AI Micro-Nikkor105 f/4s NikonF5 スポーツ公園 7月9日撮影
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