写真のシジミ蝶はヤマトシジミ。6月25日、近くの鳥屋野潟公園・流れ沿いで撮影。
風もなく穏やかな朝で、気がつけば草むらの至る所でベニシジミとヤマトシジミがめいめい勝手気ままに飛び回っていた。
ヒメジョオンやら柄のビロ~ンと伸びたタンポポみたいな黄色い花が咲き乱れた草地に分け入ると、足元からヘンテコな小っちゃな虫がピョンと飛び出る。
それまで花の蜜を快く吸い込んでいたシジミ蝶はそれに嫌気が差すのか飛び上がる。そんなことだから、撮りたい相手が次から次へと目まぐるしく変わった。
撮影の実際
このモデルさんは危機感がないのか鈍感なのか、近づいても一心不乱に吸蜜中だ。
丸めた管を象の鼻みたいに伸ばして花園にブスッ。静かに接近を試みてはいるが、近づき過ぎて、レンズのピントが合わなくなったくらい。
1/2等倍マイクロレンズを使用しているから、40㎝は切っていたかも知れない。
10㎝ほど引いて、ヒメジョオンの花を入れるため少しだけ三脚を高くした。
そうして露出を変えて2枚撮影(そのうちの1枚がご覧の写真になる)。
続いて構図を修正しようと、三脚をゆっくり持ち上げ、右へ移動した際に逃げられた。少しぐらい体を動かしても逃げない・・油断してしまった。
右へ移動した場合、この写真の構図で言うなら左側上部に花がぼけて入ってくる。
白い花がバランス良く散らばる・・そう考えての事でしたが、そんなに何もかもうまくいくわけありません。
次回のお楽しみと言う事でしょうか。
RVP100 AI Micro-Nikkor105 f/4s(絞り開放)1/80秒 NikonF5
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