雨降り前の鳥屋野潟は美しい朝焼けに輝いていた・ポジRVP100

撮影の実際

5月6日土曜日、出勤前の朝焼け撮影時に出会えた光景でした。この時点では午前4時35分から40分がクライマックスな時間帯でしょうか。

「えっ!、この日は朝から雨降ってたんじゃないの?」

「いいえ、まだ降っていません」

「天気が崩れてくる」と容易に察することが出来るぐらい風は冷たく、湿っていましたが雨はまだ降ってはいませんでした。

朝焼けは天候の境目とその時刻が一致すると、けっこう良さ気に染まってくれます。さらに地上近くだけ雲がないと鼻血が出そうな光景が展開されるんです。

今回はちとタイミングが合いませんでしたが、それでもご覧のような朝焼けになってくれました。因みにスキャンするにあたり、画像の処理は加えていません。

私のパソコンのモニター画面は東芝製。それで見てポジ原板とほぼ一緒の発色です。

都合10カットほど時間の経過と共に撮影しています。その中で手前に浮かんだカンムリカイツブリのシルエットが位置的にいい具合だったポジを掲載しました。

フィルムがもったいない!

朝焼けがクライマックスを迎えるその瞬間がなかなか読めません。

最初はピンク、それが朱色に、さらに赤くなって、黄色に変わる・・パターンは分かっているがその山がつかめず、ついついシャッターを押しまくる。

奥様から月々決まった小遣いしか貰えないオイラにとってはフィルムは昼飯を省いてまで手に入れたい宝物で、とにかく大切だ。

だから、できることなら連射打ちはしたくない。効率よく1枚1枚決めていきたい。

ところが、これがなかなか難しい。「オッ」となるような光景を観たら、そんなこと出来るわけないって。だから小遣い上げてくれ~・・声を大にして言いたい!

いや、やっぱ、言えないな~、好きなことやっているんだし・・・

こんな贅沢な光景を観られるだけでも、幸せ者かも知れないな。

RVP100 AI-Nikkor 35 f/2s(1/25、f 5.6半) NikonF5

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イソギンチャクな岩鏡・山影から陽が射してくるまで待機してた

タマゴな水芭蕉・苞は風避けの役目かな・Ai-Micro Nikkor105F4s

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