朝陽沸く・カチコチと湖面の氷が割れる音が聞こえてきた

退院3日目。

点滴針を刺していた右肘内側の皮膚が赤く腫れて痛い。触ると熱を帯びていて、中の血管がぷっくらと膨らんでいるのが判る。腕をだらりと垂らすと、だんだん鈍痛がしてきて、左手で患部をかばう。

昨日、鳥屋野潟公園を歩いてみた。

が、歩けない。

少し進んだだけで前屈みになってきて肩で大きく息を吸う感じになってくる。

情けない。

“手術”の部類にも入りそうもない施術なのに、こうも体力がガクンと、落ちるとは考えもしていなかった。これは輸血や貧血のせいだろうか?

一方、幸いな事にメシを食べられるのが楽しくてしかたがない。

よく噛んで食べて、腹八分目以下を維持せよ・・担当医から言われたまま忠実に実行している。量が少ないと思っていたが、よく噛むと、そんなでもないんだな。なんだか“満腹感”が出てくるものなのですね。

さて掲載写真ですが、これもとんでもなく冷え込んだ1月29日に撮った。

久々にフィルムの交換が思うようにいかなくなるほど手がかじかんだ。気がつけば、カメラや三脚の表面は霜だらけ。

自身の身につけていたスヌード?をカメラにあてがい、バッテリーの消耗を防いだが、そのうち私の方がヘロヘロに近い状態になってきた。

この日ほど朝陽の暖かみを享受した事が無い・・そんな事を考えていたのは“知らせ”だったのかな?

RVP100 AI-Nikkor 35 f/2s NikonF5  福島潟 1月29日撮影

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霜花・タカアザミの終い花に霜が降りていた・最後の枯姿

急性出血胃潰瘍で一週間の緊急入院、退院後は自宅療養です

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