故郷の海へ・村松浜

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砂丘からの眺めは抜群なわけで、この日は遠く水平線上の雲を山脈と見紛う。そうかと思えば、ボクの立ち位置次第で柱が日時計になるのではと思ったりする。砂肌が絶妙に美しい。

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海岸線を歩いていて波打ち際に形の良い流木が・・・近づいていくと釣り人だった。声掛けしてポチったけど、彼はずっとスマホをいじり続けていた。つまり流木と思ったその時から同じ姿勢。

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窪みの潮溜まりで巻き貝の亡骸を撮る。

撮影時は撮った感あったけど、パソコンでチェックしてなんじゃコレとなる。大道氏は著書の中で「ボツにしたネガとかでデジ画像は捨てるな」と書いてるけど、ボツから昇格なんてあるんだろうか。

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実のところ、この日の撮影でもっとも気合いが入った被写体でした。コンデジで撮ってモノクロフィルムで撮って、大波が持ち去っていこうとするのを足で押さえて其処にとどめたりした。

なのに、時間が経過してチェックしたら無感動。もっと別な角度で、もっと斬新な撮り方が出来なかったか・・・なんて感じたのもつかの間、被写体にしたこと自体が無駄だったようだ。

23日(日)胎内市村松浜。

夜明けの自家現像・Rollei Retro 80s

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