秋晴れの午後、それはもう遠い過去の話なんだけど、波打ち際で「風に乗りたい」青年に出会った。ボクは遠くからパラセイリングの操作を繰り返している彼を暫く見つめていた。
コレは是非とも撮らないとダメだぁ~
踏ん切りつけて、彼に向かって一直線に近づいていくオレ。
その途中で、勘づいたカレ。
そのカレがニッコリ笑ってボクを迎えてくれた。
途端に、オレの内心を読み取ってるな、恥ずかしい~となったのね。
「ちょっと撮らせてほしい」と言うと
「どんなポーズがいいですか?」って。
なんどもやってくれる。でも「もっと体を反らせて、グイ~と」とは言えませんでした。
穏やかな波打ち際だったなぁ~。光が燦々と降り注ぐ午後の関屋浜。
きれいだぁ~ 真面目にホントにそう感じたのでした。












