26日午後のこと。県展行って自身の作品にウットリするか、二宮様のバラ園行くか迷いました。どちらも16時でジ・エンド。バラ園だと見学時間は正味1時間、県展の方は1時間半。
決心がつかないまま車は紫竹インターを通過。この時点でバラ園確定です。
開園はバラの咲く一月間だけの期間限定。かたや県展は来月1日の新潟会場閉幕後に作品の引き取りがある。どうしても行かんばダメ(長岡・上越会場には展示されない)。
ハナシは逸れたが、バラ園、ようございました。
入園料700円払いました。
当代当主の奥さんが10年かけてバラを手入れしているだけあって見事です。様々な種類、色、地植え、鉢植え、リース風アレンジ、花瓶生け花、そしてフローティングフラワー。
バラだけではありません。ピーターラビットに出てくる置物、フジの骨董的自転車なんかもありまして、写真好きな人には被写体が多すぎて目移りすることでしょう。
あっ、・・日本庭園もスンバラシイ。
山シャクヤクの清楚な白花に全身の力が抜けました。
メイドさんの恰好した二人の女の子を見た。ギョッとした。俺はソレに興味を持った。咲き誇るバラを背景に二人にポーズとってもらい、全身と半身とアップで撮りたいと切に思ったさ。
でも声がけが出来なかった。そばにいるのに・・である。
理由?
俺が変態に思われるんじゃないかという不安からです。爺ですし。声をかけた途端に「キャ~ッ オェ~ 助けてぇ~ 誰かぁ~」二人の叫ぶ声を容易に想像できたのです。
メイドもダメ、バラもダメなら何を撮る?
コレを撮りました。
昭和風佇まい。流し場にホーローの洗面器。その中にはバラの花。すりガラスを抜けて柔らかな光、ヒビの入った漆喰壁。踏み入れた瞬間、タイムスリップしたような錯覚を覚えました。
俺にはコレがいいんじゃ。
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