9月中旬、農道を車で走っていて偶然に目にした『記憶の車』。眠っていた『記憶の車』についてのアレヤコレヤに興味を持つようになった。現在ではモノクロカメラまで持ち出して撮影している。
様々な気象条件下で『記憶の車』がどう見えてくるのか。僕の写真が『記憶の車』を凌駕する時ってあるのだろうか。確かめたくなった。車の土台がひび割れて崩れそう。待ってはいられない。
荒涼とした雪原と空を背景に崩れかけた車・・あの写真は忘れられない。当時の新潟県展会場で僕は随分長く『記憶の車』の前に立ち止まったり、去ってもまた戻って来たりした。
秋になって車の周りには雑草が増えた。上空の雲のカタチも随分と変わった。
色も光も空気も。
9月中旬曇りの日に撮影
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