僕は霧の中に入っていく人の後ろ姿を意識して撮影している。被写体の方には「撮らせてほしい」「SNSでアップしたい」という声は一切かけていない。つまり相手の承諾を得ていない。相手は僕に気が付いてたのかさえ判らない。この場合は相手の肖像権侵害に当たるのだろうか。
「人物でも後ろ姿は肖像権の侵害には当たらない」とモノの本には記されている。だが、撮影の許可、SNSへの投稿も承諾を得て既に投稿した二人の写真と同等に扱うことに違和感を感じる。
盗撮でも肖像権の侵害にならないのだろうか?
相手に精神的なダメージを少なからず与えるのではないか?
巷のカメラマンはどう解釈し、どう割り切ってるのだろう。「そこまで気にしてたらスナップどころじゃないよ」「相手だって、撮られちゃった・・くらいの感覚じゃないの」かな。
気になる人物写真
正面から、横から、明らかにその人と特定できるスナップ写真を数多く見かける。ここまでオープンにしていいのかな?・・と考えてしまう街中写真が氾濫している。
明確な線引き、誰でも判るような規則を知りたいなぁ。
昨今のスナップ写真を拝見していると大勢の鉄チャンが規制を無視してまでパシャパシャやってるのと同じ精神レベルであって、写真に価値を見出すなんて「屁の河童」と感じるのです。
みんなでやれば怖くない。集団心理の為せる技なのか。
この記事へのコメントはありません。