27日撮影当日はNikonF3とGR3,GR3xを携えていた。
最近、フィルムカメラを持ち出すようになった背景は下記の通り。巷の「17」騒動のせいではない。スペックもよくわからないし、外観についてもあやふやな記憶しかない。
冷蔵庫の中にフィルムが肥やしとなっていること、目の病気が安定してきたことでカメラのファインダーを覗いてもチクチクしなくなった。モノクロフィルムの現像をやりたくなった。
稜線から太陽が出た。周りが光で満ち溢れていく。
カメラの中にはISO感度50のフィルムが入っている。露出値を計ろうとシャッターボタンを半押しした。ところが露出表示窓に数字が表れない。この時点で電池切れと認識した。
緊急シャッター1/60secを使用しよう。f値はカンで何とかなるだろう。レバーを横に倒すと機械式シャッターが作動する仕組みだ。
それがビクともしない。動かないのだ。動く気配もない。諦めてGR3xで撮る。
動かない原因は固着か
家に戻ると防湿庫の中、片方のF3を取り出して緊急レバーの作動状況を試してみた。ストレスなく横に倒れる。カッシャンとシャッターが切れた。原因は固着じゃないのか。
なので「ちょっと力」⇒「普通に力」⇒「かなり力」とトライ。
テンションかかってるが動いた。動いた数ミリを行きつ戻りつするとだんだん軽くなっていく。シャッターもちゃんと下りた(フィルムが無駄にチャージされた)。
しばらく放置して再度試すと、またまた動きにテンションあり。
油でもくれないと、完全には復活できそうもないね。
*追加:30日、Hカメラへ持ち込む。「中を見てみないと」と言うので「じゃあ、OHで」とお願いした。序に35f2sも。バルサム切れは修理不能だが、他点検を兼ねて。
謎の安心感・GR3シリーズ
このカメラには謎の安心感がある。見た目が華奢なんだがフットワークがイイ。露出もピントも問題なし。優等生タイプってこと?。体育会系並みに使うと壊れそうな感じがするし、疲れやすいし。
安心とヒヤヒヤが同居するカメラってコトなんでしょう。
写真はギシギシ
地面に放射状に葉を広げた姿をロゼット状と言うらしい。ギシギシは水脈に沿って群生することから地下水位を知る指標植物らしい。若芽は食用、根っこは薬用になるらしい。
そんなこと、ほとんどの人が知らないらしい。
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