民家の裏山、四方が小高い丘に囲まれたここに陽が射してくるには日の出後1時間半ほどはかかる。山影はひんやりとした空気が漂っていて水芭蕉の咲く湿地へと流れ落ちる水の音が辺りの木々や山肌に染み入ります。
佇み、しばらく目を閉じ、そのリズミカルな音色に耳を傾けていると自らの身体に溜まった毒素も次第に洗われ、清められていくようです。
土筆を撮影してみました。
朝陽が辺りを照らし出す前に形が良く、生きの良い土筆を探していたわけですが、その目のつけた土筆を構図に取り入れ、ピントを合わせていて「おや?」。
寄り添う土筆の間に小さなバッタがピッタリと張り付いています。
バッタの赤ちゃん?それとも、何だろう・・・。
背景が出来るだけ抜けて、主題が浮かび上がる位置を見極めて、陽があたり始めるまで「逃げないでくれよ~」と念じましたね。
動かずに・・静かに・・そぉ~と・・パシャッ。
RVP100 AI Micro-Nikkor105 f/4s NikonF5
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