都市過疎・海辺の町で

ACROS100Ⅱ Ai-Nikkor 24f2.8s+Y2 NikonF3

想うのだね このアーチを最後に登った子がいたのだろうって

冬枯れた草場に両膝付いて、ローアングルで構図を探してる時にフッと沸いた。アーチのテッペンでその子を引っ張り上げてる友の顔も。そんでもって、二人して向こう側の日本海を眺めてる光景も。

亡霊になって写ってくれたならそれはそれでいいかもね。

そんな感じでシャッター押してます。

現像仕上がりのネガをつぶさにチェックしたんです。

草葉やアーチの陰に子供らの歓声がギュッと凝縮した塊でも転がってないかって。

落ち着く場所

僕がいるときがそうなのかわかりませんが、すれ違う人、車、見たことないです。

こんな感じですから、海鳴りが聞こえるはずなのに寂しいほどに静かです。

おかしなものです。

何故なのか、考えますね。

ただ、寂しいほどに静かな場所と書きましたが、反面ここに居ると気持ちがス~ッと穏やかになっていくのです。時の止まった風景の中では急く必要を感じないからでしょう。

あれこれ考えるコトしなくて済むみたいな。

2月20日撮影
現像データ:ミクロファイン1:1 23℃ 9分50秒 二浴定着

路地裏のラッパ猫

サンクトペテルブルクの瓦斯灯

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