Kodak T-MAX400 Ai-Nikkor 24f2.8s+Y2 NikonF3
白黒強調フィルター(弱)をかましましたが、そんなに効果出てない。
ファインダーで覗いたときにこの事気が付かなかったのかな。被写体に関心が集中して、太陽の位置とか明るさや影なんかのコト忘れていたのかも知れません。
(思い出した!風強くて体が揺れて、なかなかシャッター押せなかったんだ)
フェンスの陰に身を寄せるとパチパチと微かな音が連続して聞こえてました。風で飛ばされた砂粒が当たってる音。それだけ砂が移動してるんだね。
じゃぁ、納得だ。
と、言うのも、来る度に砂山の形が変化してるから。低かった小山が高くなったり、穏やかな砂平原がゴツゴツ荒れ地になってたり。
まっ、今回はレンズが出せた。でも撮影したらコートの中に仕舞い込む必要はあったかな。レンズのヘリコイドがジャリジャリならんといいが・・心配でした。
写真はおとなしいね。
光にコントラストがあって、空の雲もモクモク・・そんな時に来よっと。
(ホントは排雪塊を撮りに来たんだな、でも近づいたら興味が失せた)
撮影データ:前記事と一緒
自家タンクに想う
現像に使用する小型タンクは昨年、東京在住の写真作家T氏から頂いた。
頭が赤く胴体が黒いタンクの中にはオートリールが入っていて、これが非常に忠実だ。
いい加減な態度で作業を始めると、最初の段階で俺に罰を与える。
フィルムの巻き込みに失敗するんだ。
だから最初の1周目はとにかく慎重に事を進めなくちゃいけない。
この時に必ずと言って良いほどにT氏の事が頭に浮かんでくる。
自家現像を始めるキッカケとなった方で、いろいろアドバイスを頂いた上に使用してないという前述の小型タンクと1㍑のメスカップを小包にして送ってくれた。
完全にフィルムを巻き取るまで、「どうしてるんだろう」と考えます。
住所も携帯も教えて頂いたが、恐れ多くて見れません。
にも拘わらず、お返しというか、御礼をしてない。
このままでいいのかな(いいわけない)。
ですから、自分自身の行いを省みてしまう。
リールへの巻き込み時はある意味、己を律する時間になってきた。
これはいい意味でだ。
タンクの中のリールは心なしか黄ばんできた。現像終了後に分解して丁寧に水洗いやってるのだが、それでもこうだ。使用している薬品の浸透作用なんだろう。
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