小屋番する猫・主が留守の間は緊張した面持ちで辺りを警戒

Kodak T-MAX400 Ai-Nikkor 35f/2s NikonF3

ここに来ると小屋前の自販機でいつもお茶を買うが、それは喉が渇いているからではなくて、周りに猫が居ないか、居たら、僕が来たことを猫に知ってもらいたい・・それだけのことである。

挨拶代わりに買うのだ。

小銭を入れてボタンを押し、取り出し口へ転げ落ちてくるその音に猫ちゃん達が反応してくれれば良いのだが・・そう思っているから、買い求める一連の行為全て耳をそばだてている。

気が付いて、見えないところで何か動く物音でもしないかと。

ところが、この日訪れたときには自販機は営業終了していた。

雨風を凌ぐための小屋にスッポリ納まっていた自販機の正面が木で塞がれていた。

猫ちゃんは・・?

いつものオジさんの軽トラックもない・・?

仕方ない・・まただな・・

引き返すついでに横を覗いてみたら、まな板の前のコイツと目が合った。

警戒してる目つきはいつもと一緒。

撮影

すぐ逃げる・・近づくと逃げる。

目が合っちゃうとダメみたいなんで、お前には興味が無い・・視線を別の方向へ向けながら近づいたら、意外と近づけて嬉しかったですねぇ。

ゆっくりとしゃがんで撮るときにコイツへレンズを向けてる。

35ミリ広角レンズでここまで寄れた。

現像

ドキドキしましたねぇ・・失敗したら猫ちゃんお陀仏!。ISO400のフィルムにしたのは暗い場所でもシャッタースピード稼げる、つまり少しでもブレが防げるかなと思ってたから。

自然と作業が慎重になりましたわ。

特に作業液の温度管理、これには気を使いました。

現像液T-MAXデベロッパーの推奨温度は24度。コレでやってみようと考えたから、部屋の温度も作業開始前に調整したり、水洗に使用する水もバケツ4杯分なんとか温度調整しておいた。

現像液は新調し、二浴定着する二番目の定着液も作り直した。

「前浴」2回後、現像6分10秒(30/30/2) 定着①12分②10分

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夜明けの木・メルヘンチックな世界を感じたんだ・形が好きで狙いました

終い花にトンボ・秋の終わりを物語るのに十分な存在でした

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