彩雲か、いや環水平アーク
この日は子供の運動会。小学校生活最後の行事で気合が入っていた。
気温が低いものの、青空が広がり絶好の運動会日和となる。
昼、めし食べに自転車で自宅へ戻る途中、空を見上げてびっくり。
「彩雲が出てる!」。太陽の真下、横長く伸びている。
めしどころでなくなった。はやる気持ちを抑えるのがやっと。
「消えないうちに。早くしないと!」。
気が急いてばかりで脚がもつれる。まず、抑えにパシャ。
カメラの露出はオート。
ダイヤル回して、絞りリングを確認して・・なんてやってられない。
さて、構図。35ミリで田んぼを画面入れると上部ぎりぎりにアーク。
ただし高校時代、部活での”しごき”、つまり中腰でのスタイルだ。
この状態でしばらく踏ん張り、周りの環境を入れての撮影だ。
そのうち、脚がカクカク、腰はズキンズキンで構えていられなくなった。
「彩雲」はほぼ水平でかなり長い時間、見ることが出来たけど夕方のニュースでそれが「環水平アーク」であることを知った。
太陽の高度が高い位置にあり、そちらの方向に見えるのだそうだ。
上空、氷の結晶が光の屈折と関係しているとのこと。
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