2015年7月12日(日)撮影
ここは弥彦神社”万葉の道”です。
鬱蒼とした木立の中、みずひきが1本佇んでいます。
木漏れ日が差し込んで、スポットライトが当たったように
赤い粒だけが浮かび上がっています。
暗い背景の中に”赤”が強烈で引き寄せられました。
「黒はより黒く、赤はより赤く」と目一杯に露出を
アンダーにして数枚、撮影してみました。
現像後のスリーブをチェックしてみると黒と赤だけです。
茎さえ確認出来ません。
意図してそうした撮影をしたわけだが、
仮にみずひきが群落を形成していたなら暗黒の世界に
無数の赤い星がキラキラと輝いていたかも知れない。
そんなこと考えると鳥肌が立ってくる。
頭上では、クロツグミ、暗い林の中ではサンコウチョウが
休む暇も無く鳴いています。
RVP100 55㍉ NikonF5弟 10時頃
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