新潟西港 臨海埠頭・西陽を受けて浮かび上がる貯木場

山の下みなとタワーの大階段上段から埠頭を望んだ図。

この日はいつになくカメラを手にした人が多く、特に船積み待ちの列車置き場の周りには人集りが出来ていた。

整然と並んだ列車の窓という窓、フロント部分や屋根に西陽が当たり、宝石みたいに輝いて、カメラを覗いていた女性なんか「ウワ~ッ」なんて叫んでいたもんな。

僕はタワーの大階段からフェンス越しの列車に向けてカメラを構えた彼らの後ろ姿と傾いた陽を入れた構図を探そうと踊り場で行ったり来たり。

大階段には僕だけ。

まさに貸し切り状態だったけど、気軽に動き回れる自由さが災いして、撮影場所が決められない。

いつのまにか陽が弱まってその構図の撮影は諦めたのだった。

それでカメラを右に振った図がご覧の写真。

40㎜のレンズでこの画角。

此処にはいろんな種類の貨物船が来るんだ。

2,3日経ってやって来ると違う貨物船がそこにあるもんね。

鉄屑を積み込んだり、材木を陸揚げしたり・・でかいリフトが並んだりして、殺伐とした中に動く活気を感じるんだ。

そんな埠頭に夕暮れが迫ってきた。

雑多な汗臭い音、赤錆びた鉄の匂い、海の味・・みんなゴッチャになった一帯を西陽が緩やかに柔らかく包み込んでいくのでありました。

RDPⅢ フォクトレンダー ULTRON 40f2 SLⅱs NikonF3  12月上旬撮影

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冷たいタカアザミ・進む足元でサクッ、ザクッと歯切れ良い音がする

福島潟・夜明け 体感で気温が下がっていくのが判るんだ

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