トラップに捕まったチョウトンボ。
岸辺脇の藪道、僕の進む足元からフワ~と舞い上がって、酔っ払いのような“足どり”で逃げた先が蜘蛛の巣だった。
もがく、必死にもがく。
でも、動くほどに蜘蛛の巣に絡まりつき、トンボの体はキュ~と小さくなっていく。
葉陰に潜んでいた主がス~と伝い来て、トンボの頭部に噛みついた。
すると、途端に動かなくなった。
「なんか麻酔でもあんのかな・・」
腕時計の秒針に目をやりながら観察するに、捉えられてからこうなるまで30秒もかからなかった。
ここで、僕が少し体を傾けた。
蜘蛛は危険を感じたのか、やって来た“糸の道”を引き返し、葉陰に隠れる。
その間に三脚位置を変え、次に現れるだろうアングルで狙ったのがご覧の写真。
蜘蛛の背中側に廻り込んだのは最初に観察していたポジションが反対側だったため。
写真を撮り終えた後もじっくりと覗き込んでみた。
30分足らずで跡形も無く食べてしまうんだね(翅の一部、頭の欠片みたいなのはクモの糸に絡まったままだけど)。
RVP100 Ai-Micro Nikkor 105 f/2.8s NikonF3 阿賀野市 6日撮影
眼病
眼病と言うより年相応の患いかも知れない。
かねてから緑内障の疑い濃厚とのことで、経過観察中であったのだが、今日の定期健診で両眼でその進行が認められ、今後は点眼薬治療となった。
「まずは眼圧を下げましょうね」と女医さんは微笑んでくれた。
でもでも、こちらは「いつか肉眼でレンズのピント合わせもできなくなるんじゃ」とオドオドしている。
実際、右目ではピント合わせがほぼ不可能だし。
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