晩秋の福島潟

漁を終えた小舟が戻ってきたところを180ミリ望遠レンズで捉えてみました。

三脚を固定し、水準器で水平をだし、小舟の通り道を予想して構図を決めています。山の稜線が切れない事、左手前の葦が画面から外れないよう注意している。

右半分の広く開いた水路に小舟が入り込んできて、左へと弧を描く・・そんな映像を思い浮かべていたのですが、鳥肌が立つくらいピッタリ嵌まってくれたかな。

左端の重たく感じる葦の塊が、小舟のおかげで、画面の均衡がとれたと思いたい。

露出値はカメラの出目に対して+1近くオーバー目でやっています。これくらいでちょうどいいだろう。山肌も潰れず、持ち堪えるだろうと・・・。

ただし撮影開始寸前にカメラマンが大勢して戻ってきた。辺りは人だらけ。ちょっと動くと肩が触れるような案配で、単焦点レンズの私は内心ハラハラでしたね。

もっとドキッとしたのはこれがフィルムの最終コマだったのですねぇ。

あと1枚残ってるはずだ・・なんて思ったら、このカットでカメラのフィルムエンドランプが点灯したもんね。

いつになく本気モードになった1枚です。

撮影の背景

小舟は夜明け頃に此所を通過していました。撮るには撮ったが、仕上がりをみたら暗すぎる。少しでもシャッタースピードを上げようとしたのが裏目に出たようだ。

その時もカメラマンは大勢いて、パシャパシャ、連写の嵐でございました。それでもって、小舟が向こうへ遠ざかると、一斉にいなくなった。

・・あっ、そういうこと?!・・わかった。

彼らは小舟を車で追いかけて行ったのでした。向こうでまた撮って、小舟が戻ってくる前に此方に引き返す・・執念ですね・・

凄まじい迫力です。中には河川敷まで車を突っ込むオバチャンもいたかな。

RVP100 AI-Nikkor 180 f/2.8s ED NikonF5(f5.6、1/500秒) 福島潟 3日撮影

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