燃える 鳥屋野潟・2017年9月16日(土曜)の朝焼け

写真は16日土曜日、出勤前に撮影している。

この頃、台風18号は九州上陸を伺う様子を見せていた。それでいて遠く離れた此所、新潟・鳥屋野潟は吹き寄せる風も無く、凪いだ湖面が拡がっていた。

秋の渡り鳥シギが一塊となって、水面すれすれに寄せては返す波のように揺れ動き、カンバスに目には見えぬ幾何学模様を浮かび上がらせていく。カワセミが間髪入れず一直線に縫っていく。

久々に観る朝焼けは実にいい。

「あぁ・・出てくれましたね~」と思わず声が出る。

山の端が次第に赤く燃え出す頃には、対岸の岸辺やら葦原がムズムズ動き出し、これまで数日間のいつの間にか白んでいく夜明けが嘘のよう。

これは観ていて何と言うのでしょうか、うまく言えないんだけど、鳥屋野潟が目覚めた感じがしないでもないのです。

“潟のあくび” を垣間見てしまい、それが申し訳ないような気持ちになっていく。

RVP100 AI-Nikkor 50f1.2s NikonF5(f5.6、1/20) NikonF5  上沼橋から

[ad#co-1]

  • このエントリーをはてなブックマークに追加
  • follow us in feedly

青カナブンと“金カナブン” 二匹揃ってチュウチュウしてたんだ

under construction 大好きな南病院が町内に引っ越してきた

関連記事

  1. デジカメと親父的思考・つまらん、全くつまらん、ス…

    おったまげましたねぇ~写真の四隅が黒く沈んで見えますね。これはレ…

  2. 光る雲 張り切りオジサンと一緒・ポジ&Nikon…

    2015年5月30日(土)撮影早朝の上沼橋。既に先客が二人。準備し…

  3. 鳥屋野潟 Gradation・対岸から夜が明けて…

    ♬~夜と朝のあいだに ひとりの私~・・・ピーターの持ち歌だったっけ、…

  4. 松ぼっくり・呼び名の語源は「まつふぐり」・「ふぐ…

    子供が松ぼっくりを拾い集めて、石の上に並べて遊んでいた。母親に断って…

  5. 半分赤い鳥屋野潟・雲がそこしかないんだもん・Ri…

    なんだか、“半分、赤い”焼ける前から雲の動きを見ていて「これは半分だ…

  6. ピロピロとマンサクの花・春の陽射しをオーバー気味…

    午前中は台所で食器洗い、そして部屋の片付け、風呂の掃除。ここまでやる…

  7. 北風と春陽・どうしたらこんな氷が出来上がるのだろ…

    陽の光が気になり出してきた。日の出時刻はいつの間にか6時半前になって…

  8. under construction 食育・花生…

    写真は建設中の バベルの塔・・ではなく、食育・花育センター。おそらく…

コメント

  • トラックバックは利用できません。

  • コメント (0)

  1. この記事へのコメントはありません。

最近の記事

PAGE TOP
%d人のブロガーが「いいね」をつけました。