久しぶりに6月の時期にピッタリな湿潤な朝を迎えました。6月9日だったかな。
撮影日誌がどっかに紛れ込んだので頭の中の記憶で書いていますが、この日は夜明け前の早い時間帯から「いいかも知れない」風な空の様相が垣間見えていました。
早めに上沼橋へ出掛けたのは言うまでもありません。
実際に180ミリ、105ミリ、35ミリ の各レンズを取っ替え引っ替えして撮影しています。このカットは朝焼けも終盤にさしかかって、180ミリレンズで撮影しています。
終盤、つまりフィルムでは暗く潰れてしまう範囲が少なく、それでいて朝焼けの余韻が残る時間帯をギリギリまで待ってみて、かなり揺るぎない露出値でパシャッ。
結果はご覧のような感じになりました。
ところで、職場には熱烈なアルビレックス新潟のファンがいる。最近は、彼の前では誰一人としてサッカーの話題を取り上げなくなった。
ヘタに喋ってしまったりすると目の色を変えてくる。たたみかけるような攻撃的な口調でまくし立ててくるのだ。それが悲しい。
まくし立てられるのが悲しいのではなく、彼の言葉の中には少年のような純朴さでもってチームを愛して止まないロマンめいた言霊が宿っている。
その言葉の響きと報道されている現在の順位結果がどう考えてもミスマッチなようで、それが切ないのだ。
RVP100 Ai-Nikkor 180 f/2.8s ED NikonF5
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