昨夜の28日は新潟駅前のホテルで会社の新年会があった。少々早めに終了したので、新潟駅前から歩いて家まで帰ってみた。酔ってはいたが、酔ってはいない・・そんな状態だったかな。
新潟駅前から直線で弁天橋を渡り、鳥屋野潟公園の縁沿いをテクテクと結構気合いを入れて歩き、ちょうど90分かかったかな。公園の中は一定間隔に街路灯が点いていて、真っ暗ではない。
それでも、誰一人ともすれ違わなかった。風もないから木々のざわめきもない。立ち止まると、遠くで喧噪が聞こえるぐらいで、その瞬間に薄暗い真空の闇の中に一人でいる事を妙に実感する。
その時に眺めた駅方向の夜景が、いい具合に綺麗だったなぁ。水面(みなも・・と読みたい)にその明かりやらシルエットが映り込んでいて、その映像が微かに揺れている。
「180ミリレンズでちょうどいい」
「f5.6絞りで30秒かな」
なんて考えては一人ニンマリしながら歩いていたのでありました。
掲載写真は2012年に撮影したスリーブの整理中に出てきた。例の『今は無き一本の木』であるが、珍しく縦位置で撮っている。光源が切れないギリギリのラインを意識してたのだと思う。
放射冷却で遠景が霧の中に隠れようとしているのか、それとも霧が晴れてきて太陽の輪郭が見え始めてきたかは忘れてしまった。
今日29日、こんな天気になればいいのだが。
RVP100 NikonF5 2012年2月撮影(初掲載) 福島潟
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