CIGAR/精神薬の功罪

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娘と万代デートを楽しんだ帰り、あるお店の前で立ち止まる。洒落た看板に午後の陽が当たってる。そこだけ映画のセットみたい。先を行く娘に遅れまいと1枚だけポチる。

「葉巻扱ってます 商売繁盛してまっせ!」・・和訳するとこんな感じかな。

9日午後の撮影・新潟駅周辺

精神薬を抜く

減薬開始後約3か月でその「効果」が出てきたようだ。昼間に寝てる時間が明らかに減った。街へ洋服を買いに行きたい欲求が出てきた。読書するようになった。現在の服用量10錠(この中にはベンゾ系ロラゼパム0.5㎎1錠も含まれている)でこうした状態にまで回復している。

親の我々同様、週一度やって来る看護員も「なにがあった?」と。

ただし本人曰く「本調子からはほど遠い」らしい。

それはそうだろう。現状でもベンゾ系2種類含めて10錠飲んでるんだ。今年中にどれだけ減らせるか。サプリメントをどれだけ効率よく摂取するか。どれだけ体重を落とせるか。どれだけ糖質制限できるか。どれだけ睡眠の質を高めることが出来るか。などが復活への条件であることは確かである。

『薬を抜くと心の病は9割治る』(素朴社)・・この本を手にした当時、内容について半信半疑だった。でもホントのようだ。当の本人をこの目で見ている俺が言うのだから。

「精神薬を一生飲み続けなさい」という精神科医

こんな発言をする精神科医はバカと考えてよい。患者側が自身の症状で意見すると、真っ向から否定する。だから新しいエビデンスを持ち得ようとしない。厚生労働省の指針に沿って治療やってれば問題ない・・とまで考えている。もっとも治療の権限を現場の精神科医にかなり委ねている国も悪い。「精神薬を一生飲み続けなさい」は治療の放棄である。患者の訴えに真摯に向き合うべきではないか。

精神薬の投与は治療ではない。神経細胞を麻痺させて精神症状が表に現れにくくしているだけ。つまり根本治療ではない。初発こそ精神薬を借りたとしても、そののちは細胞栄養療法、食事制限を取り入れ、患者本来の治癒力を蘇らせることが本来の精神科治療である。

春の息吹・根開け

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