波打ち際の夜明け

gr3x + gt2 

まん丸お月様が沈もうとしてる。波打ち際でソレを撮ろうと南浜まで車を飛ばす。

お月様は異様なほどギンギンに黄色く輝いていた。時間は十分にある。波の海面の向こうにお月様がポッカリ浮かんでいる図を想像しながら撮影場所を探す。

無いんだわ・・突堤が邪魔をする。

突堤の崩れた岩礁を手前に配して・・はどうだろうか?1枚撮る・・もう1枚・・アレレ?お月様が見えない!どうした?雲に隠れてしまっていたのでした。

なもんで、こちらにシフトした。

波で掬われないギリギリラインに三脚を立てて、コットン、コットン。

気が付けば辺りはすっかり明るくなっている。長秒撮影も限界にきて止めた。

14日・6時前

なんでなん・水平野郎!

GRの画面に方眼線を入れている。風景撮影時は画面下部に標示される水平レベルと併せて活用している。なのに、なぜか右下がりの絵になってしまう。これはフィルムカメラ時代からの俺の症状だ。

両目の極端な視力差が原因らしい。なので、「これでいいか⇒もうちょい」がシャッターを押す前に必要。それがかなり抵抗がある。「えぇ~!」くらいストレスがかかる。

野鳥写真を撮っていた20代から30代前半の頃、縦位置でフレーミングした構図をプロのカメラマンが覗いた。すると「おい!傾いてるよ」と言いながら修正してくれた。それを確かめたらビックリだ。

それだけ俺の体幹が狂っていたんだ。これは一生悩み続ける問題だ。

陽光が降り注ぐ

陽射しが眩しく感じる。

午後になって突風が吹き始めた。スポーツ公園・長潟の森ではマンサクの花が終いを迎えた。サザンカの赤い花をたくさん見かけるようになった。ネコヤナギがふっくら膨らんだ。

*この日・金曜日は娘の通院付き添いと腰の痛みで有給をとる

CIGAR/精神薬の功罪

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