突き刺すような陽射しの中で祭りが始まる。若宮神社に町内役員が参集。社務所脇に台輪がお出まし。露店は開店準備に大忙し。実家に戻る道すがらどこからともなくお囃子が流れてきた。
遅々として進まないSの減薬
今日は午前中に通院。
家では着替え後に横になってたし、車中でも後部座席で横になっていた。相変わらず午前中は体がだるく動かすのがもどかしい。最近は眠れていないという。その様子は親なら見ていれば判る。
不安ばかり口にするようになった。
一向に改善しない体に「このまま回復しないのでは」と思うようになってきた。いっぽう、大学の友達からは次々と就職内定の知らせが入る。やがて来年の春には卒業していく。
それと現在の自分を比べてしまう。
自分もそうなるはずだった。何一つ悪いことはしていない。食べ物だって彼らより模範的な食事をしていた。甘いモノを欲しがるのは仲間と一緒。突出していたわけでない。
なのに、なぜ自分が・・・責てしまう。
不安になるのは当たり前。俺だってそうなる。
俺は分子栄養学を説いて元気づけている。ただ圧倒的に摂取量が足りない。土台となるプロテインさえ飲み辛いという。「プロテインがそもそも飲めない人は疾患が実は長期に及んでいた」のではないか。
Sは時折、我慢できなくなって涙を流す。
悔し涙だ。見ていて本当に辛そうだ。
なんとか分子栄養学の基本に気が付いて欲しいものだ。
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