ソープ街である。
写真の左右を横断する小道が昭和新道。その通りの向こう路地を抜けると東堀通り。
数十年前に仕事でこの一角のお店に納品に来たことがあった。○○商事・・いくら探しても名前が見当たらない。東堀通りに面した畳屋さんで場所を尋ねたら「裏のソープ屋さんだ」と教えてくれた。しかも「車をここに止めて、店横の路地を通りなさい」と。ありがたかったなぁ~。
そんなことはどうでもいいけど、ここの通りを歩くには勇気がいる。店の入り口にお兄さん達が立っていて、それが怖い。そのお兄さん方は突発的な事案に対処するための用心棒であると言い聞かせても、見た目が怖そうなのでビビってしまう。この日は彼らの姿がない。その間にポチる。
花街と住宅地が通りを挟んで其処に有ることに不思議さを感じる。
この看板が出てる建物のこちら側は民家である。以前、家の方が玄関前に置いた植木に水をかけている姿を見たことがある。その奥ではソープ店から客が出てきてた。
あのシーンはよかったな。静かな市井の暮らしと肉欲の世界が隣同士なんだ。
写真撮りたかったけど僕にはできなかった。
その民家、売りに出てた。張り紙があった。
4日撮影
*看板の女性の顔はもともと暈してある
冷え込んだ朝
今朝の新潟市内は氷点下2度まで気温が下がった。しかもその直後に雪が薄っすら積もった。そして太陽の日出。風景写真屋にとっては絶好の景色が待ち受けてるはずだ。
タイミングだな‥それが大事だ。
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