この名物大銀杏の紅葉を撮りそこなった。近くを車で走っていて、葉をすっかり落とした銀杏の天頂部が見えたんだ。その瞬間、「アチャァ~」とため息が漏れた。
中条高校体育館脇の「銀河」は夏の極暑が祟ってか色づきがよろしくない。ならば、ここ、中条小学校職員玄関前(僕が通ってた当時はここが正門だった)の銀杏だと決めていた。
一足遅かった。来年だなとなった。
ところが、「銀杏なくなった、川沿いの桜も同様に」とSNSを通じて知り合った方の投稿記事に目がテンになった。俺はビックリ仰天したさ。これこそ【青天の霹靂】だ。
銀杏の写真なんかどうでもいいよ。その地に存在し続けることが大切なんだ。
投稿した本人の薦めもあって本日関係行政に電話を入れた。
胎内市教育委員会学校施設係が対応した。
「残念ながら切らざるを得ない状況でして・・」
「枝や根が相当広がっていて、新築工事に干渉するんです」
・・とのこと。
「過去2回の工事説明会で、樹木の保存について意見はでなかったのか」
「出ませんでした・・・」
もっとも校舎設計段階で既存の樹木の存続について設計者の葛藤みたいなのはなかったのかな。このご時世柄【自然との共生】なんてな分野にもっと光が当たっていたなら、多少は銀杏に配慮した設計がなされていたかもしれない。コンペならなおさらじゃないかな。
あ・・地元を離れた人間の戯言じゃんけ・・。
ハイ、その通り。
ここは在校生の心的負荷が気になるな。相当ショックなんじゃない?
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