タイトル通りである。
撮影した24日の朝は雲一つないから焼けなかった。けれども冷えた。畑の草叢は夜露や朝露がビッチョビチョで車で走る車窓からでもそれが見てとれた。
東京学館脇の農道に車を停めた。
目当てはススキ。
ススキの穂先がキラッと輝いて見えたんだ。
いろんな角度から眺めてはカメラのアングルを探す。
なかなか見つからない。そのうち当初の感動は薄れてしまった。
代わりに傍らのエノコログサに目がいく。
沢山ある。
しゃがんで絵になるようなモデルさんを探した。
太陽が遠くの稜線から昇り始めたころに閃いたんだね。
こりゃぁ~人のメン玉になるわい・・って。
レンズの絞りを開放に近くすればするほど太陽の丸目は大きくぼける。馬の背にあたる山の凹みは下瞼になるしエノコログサは眉毛にちょうどいいやってね。
カメラのポジションでメン玉の位置が全く変わる。
寄り目になったり、「眉毛」の影になったりするからね。
ちょうどよい位置取りをキープするのに体がきつかったな。なにせ太陽はどんどん昇っていくんだ。三脚は生憎車の中に置いてきた。取りに戻る余裕なんかないもんね。
24日撮影
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