NikonF3 Ai-Nikkor24f2.8s Rollei Retro 80s
日曜日未明にモノクロフィルムの自家現像をした。
1年近く現像してないと思っていたが、現像データを見ると今年3月中旬が最終。9か月ぶりだ。つまり、その頃からRicoh GRによるデジタル撮影に傾いていったことになる。
なんでなんだ?
考えてみた・・思い出した!
現像そのものが面白くなって、現像したいがためにホイホイ撮影してたら、意味のないコマが目立ってきた。撮影してるその行為がスッチャカメッチャカになってしまった。
これじゃあ、ダメだわ・・と。それと、フィルムの値段が高くなったため。
・・・そんなことがあったんだ・・
手元には未現像のフィルムがあった。
いつか現像せにゃ・・そのフィルムを現像してみた。
現像前作業
フィルムのベロ出し・・忘れていた。解説図に目を通す。続いてダークバック内でフィルムをリールへ巻き付ける。一連の現像作業でコレが一番厄介だ。ところが今回は意外にスンナリ。なんで?
前浴
小型現像タンクに現像液を注ぎ込む前に僕はほぼこれをやる。やったからどうなる効果は今だわからんが、一度前浴をやってしまうと、そうしなくちゃならない心境になるんだな。
排液の色に驚愕する。
フィルムの種類によってその色は様々だが、AdoxとRolleiは特別にスンゴイ。今回はRollei。現像液の水温と同じ水をタンクに注入。10回シャッフルし排水。イカ墨ドバ~である。その続きでまた水を注入。10回シャッフルし排水。2回目はきれいな藍色だ。
もう1回やりたいが、あんまりやるのも・・それでやらない。
現像開始
使用液20℃にならん!22℃から21℃の間。定着液、停止液は別にいいやってな範囲だが、現像液はちょっとな。水温が落ち着くまでしばらく待つが待ちきれず21℃で現像開始。
注入後30秒間連続倒立撹拌、60秒後に約2回、ゆっくり大きく倒立撹拌。
‥‥書くの飽きてきたね・・
定着終了後の本水洗い
QW、役目果たしてんのかな?コレ、いつも思う。だから今回も入念に水洗い。
僕は水道の蛇口からジャ~と水を流し込む方法をとらない。
小型現像タンクはよほど水圧をかけないと水洗いの効果が出ない。だったら面倒だがタンクに水を注入し七転八倒気味にシャカシャカやってフィルム面の残留物を洗い流したほうが効果がある。
現像をやりだしたころのACROS100Ⅱのおかげである。
あらかじめ水温調整しておいたバケツの水を汲んでタンクに注入、シャッフルし排水。これを永遠に繰り返す。手首が疲れた頃に止めてタンクのふたを開けてフィルムの出来具合を確認する。
現像液は1年前に購入し未開封のままだったSpur Silversalt Devを使用。見た目、劣化した感じはない。したがって作り置きのKodak D-76 は破棄。序に定着液、停止液、QWもボトルごと新調した。
前浴2回
Spur Silversalt Dev 21℃ 12分(30/60/2)
停止40秒
二浴定着いずれも4分(30/30/3)*強めに倒立・回転撹拌
QW1分40秒
DW精製水使用
スキャナーEPSON GT-X980
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