Adox CHS100Ⅱ cosina voigtlander ultron40f2 NikonF3
このフィルムいいわ。
現像開始前、フィルムをリール(僕のはオートリール)に巻いていく際にちょっと引っかかって進みづらくなったり、乾燥後のフィルムのカールが極端に大きく、フィルムスキャナーで読み込めなくなったりとトラブルが発生したばかりで「どうかなぁ」と考えていたが、スキャンが成功したコマを眺めているうちフィルムの性能の凄さに気がついてきた。この現像液との組み合わせがハマったなとも感じる。
1本を現像したばかり。それも原液の調合を間違ってる、定着と水洗いに不安を残してる(定着のクリアリングタイムを計る際に使用したフィルム片は綺麗な透明になってるのに仕上がりのネガベースは若干ピンク色)、仕上げのドライウエルの分量が多めだった・・などのミスが重なっている。
またフィルムスキャナーが読み込めない(前項とこの写真はどうして読み込みに成功したのだろうか)などの問題も抱えている。これはフィルムのカールが原因と思われ、その対処策が今後の課題だ。
様々なハードルを越えなくちゃならないとしても、目にした画像は美しいなぁ~と感じたわけだ。そんなこともあって、またカメラの中にこのフィルムを入れちゃった。もしかしたらスキャンできないかも。その心配が一番大きい。
2回目はどうなるかだ。
写真は夕方ブラ散歩した時にパシャリしたときの。
*その後、このネガは悉くスキャナーで読み込めなくなった。ネガのカールは相変わらず。ネガをよく見ると定着と水洗い不足が原因のような気がする。カールは短時間で乾燥したせいだろうと思う。前者はこうだからだ。乳剤面、ベース部分がザラついてるようだ。しかもくすんでる。これは残留したハロゲン化銀が酸化反応してるのではないか。後者はドライウエルの割合が高かったことと浴室内の窓を少しだけ開けてて、そこから外気が入り込んだせいかなと(9月15日加筆)。
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