依頼してから、なか一日でリバーサルフィルムの現像が出来上がった。
早速受取に行って、仕上がり具合を確認したんだけど、こんなシーン・・いつ・・撮った?・・と訝ってしまうコマがたくさんあった。
頭の中でその一つ一つを思い出す為に撮影日誌を読みかえし、カレンダーと睨めっこしながら撮影日を明らかにしていくのは、ポンコツ頭にはかなり酷な作業といえる(反面それが楽しいかも)。
一方でデジタルカメラはカメラ内部で再生モードにしたり、パソコンに取り込んだ画像をクリックしたりすると撮影データがパッと出てくる。
それが良いのか、悪いのかは人それぞれなんだが、僕の場合ちょうどその狭間に立っているから、頭の切り替えが上手くいかないのだ。
まぁ、いずれ、“時”というものが自然に解決してくれるのだろう。
写真は9月10日に撮影しています。
『黄色い夜明け』と題した写真を既に投稿していますが、記述にもあるようにこの写真は夜明けの前半部分になります。
スリーブをライトボックスにのせてルーペで覗いたら、「あっ、これ・・ ベルビア100(フィルム)の色!」と、思わず声をあげてしまいました。
他の人はどう思うかわかりませんが、フィルムの発色には人肌を感じます。
それがフィルムから離れられない理由でもあるのですね。
ポジフィルムをスキャンして、どれだけ【柔らかさ】が浮かび上がってくるのか戸惑います。ですが、少なくとも目の前のその原板を見飽きることはありません。
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・・砂肝をつまみに発泡酒3本目の状態で書いている・・
RVP100 Ai-Nikkor 35 f/2s NikonF3 鳥屋野潟 10日の撮影だよ
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