池の水面に雪が降り続き、次第に白濁しシャーベット状となって、いよいよ凍りかけてきたその段階で急速に天候が回復した。
今度は雪に替わって陽の光が降り注いできた。
にわかに表面が崩れだし、溶け出した水が風下へと流れ出していきそう。
逆光の位置に廻り込んでその様子を眺めたら、なんだか川の流れみたい。
氷の川? それとも 光の川?
『流れ』には違わないが、数時間もしたら跡形も無く消え失せていくのだろう。そんなことを漠然と考えるに、これは『泡沫(うたかた)の流れ』なのかもしれません。
RVP100 AI Micro-Nikkor 105 f/4s NikonF5 福島潟 12月上旬撮影
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