夜明け前、東の空低くにポッカリ空間ができていて、その上に雲が鍋ぶたみたいに被さっていると、ほぼ間違いなく鮮烈な朝焼けが現れてくれます。
しかも風も吹いてないとなると、湖面は磨き上げられた鏡面のようにあらゆる光を反射し、輝いてくれる。ぱらついていた雨粒も薬味の役目をしてくれたかな。大気中の不純物を洗い落としてくれたみたいで、いつになく透明感ある夜明けとなりました。
休み明け月曜日(21日)の朝は体が動かないのですが、起きがけに“鍋ぶた雲”を見てしまった瞬間に、一気に頭がフル回転。普段の血圧が上で110前後の私にとっては少しヘロヘロになるぐらい、つまりは鼻血がドバ~と出るぐらい興奮してしまった。
ポイントについて三脚をセットしてカメラを取り付ける・・ここまではいつものことなんですが、持ってきたレンズはいつもじゃない!35ミリ広角のつもりで手にしたはずが55ミリマイクロレンズなのですね。
まあ、標準レンズだから、それはそれで気持ちを切り替えて撮影に臨みましたが、なんで気がつかなかったのだろう。それだけ焦っていたということでしょうか。
5時前あたりから上空がほんわかピンク色に染まり出しました。
あっという間ですね。一気に濃くなっていきます。
その頂点辺りに撮影したのがご覧の写真になります。その後はこの状態のままガラリとオレンジ色に変わっていくのでした。
RVP100 AI Micro-Nikkor 55 f/2.8s(f5.6、1/15) NikonF5 鳥屋野潟 21日撮影
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