鳥屋野潟が日の出直前に見せてくれた朱色に染まる湖面です。5月17日午前4時ちょっと過ぎの光景でしょうか。
この日は最初からこの構図のまま水面をスローシャッターで撮っていましたが、徐々に夜が明けだしてきて、岸辺に暮らす水鳥達が動き始めてきました。
遠く近く、カモやカイツブリが右から左へと通過していくのを何気に眺めていて、そのシルエットを配して作画するのも良いんじゃないかなと・・・。
パシャリ、またパシャリとシャッターを押していたのですが、何故か私の頭の中はムーディ勝山の姿とあのフレーズが次第に大きく膨らんでいくのでした。
次第に膨らむその妄想・・受け流すわけにはいかなくなりました。
「右から左・・・」
遠くの水鳥達も・・何故か右から左(実際に水鳥の含まれるカットは全て左向き)。
あの人は今、何をしているのだろう・・・
いつも、あの髪型なんだろうか・・・
右から左・・左から右ではなかったか・・・
他にどんな持ちネタがあったっけ・・・
岸辺でカメラ構えて遠くを見つめていましたが、心の中は写真とは全く関係のないことを考えておりました。全ては右から左へと流れる水鳥のせい・・ではないけどね。
RVP100 Ai-Nikkor 180 f/2.8s ED NikonF5 鳥屋野潟
[ad#co-1]
この記事へのコメントはありません。