霧の船着き場・霜まで降りて寒さが一層身に染みる福島潟の夜明け


「船着き場」、「桟橋」・・どちらを選ぼうか迷ったが、大和言葉が使われた「船着き場」のほうが情緒があってよろしい。

写真の先生が「題名も作品のひとつなんだよな~」と、言い聞かせるように話してくれた姿が今でも忘れられないでいる。

前回掲載した、あの写真の数分前の姿がご覧の写真。

日の出直前に沸きだした霧と黒光りする船着き場を絡めてみました。

全く同じ構図でも、時間帯や霧、光周りでイメージが違うんだな。

手足が冷たくなってきて、両手にふうふう息を吐きかけ、足はバタバタ・・風は無いのにかなり冷え込んで、尿意も・・・それでも、佇んでいたのは霧が出る雰囲気がありありだったから。

「はよ~出てくれよ~・・」
「たのむよ~・・」

一生懸命に願いを込めて見つめているうち・・あれっ?

来ました、来ました。

「おまたせ!」
「こんなもんでいいかいな・・」

・・・・潟の神様がちょっとは微笑んでくれました。

 RVP100 AI-Nikkor 35 f/2s NikonF5  11月18日
*水面上の黒い点々が見えるけど、浮かび流れてきたゴミ。
画面から消えるまで待てなかった。

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レトロな朝・レンズに嵌めたフィルターの反射がバッチグーでしょ

朝靄の中・着ているコートをバサッと脱いでナニを見せてるような鵜

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