『ゾウの時間 ネズミの時間』(中公新書・森川達雄 著)を数年ぶりに読んだ。
身体の表面積に応じた時間がそれぞれあって、ゾウの心臓はゆっくりと、ネズミのそれは速く鼓動する。でもゾウもネズミも大概、20億程度打ったら停止する・・・目の前のベニシジミを観ていたら「蝶の時間ってどうなんだろう」と考えてしまう。
西陽を身体いっぱいに浴びてはいるが、それはあくまで観ているオイラの時間軸で考えているだけで、コイツにとっては「もうじき日が暮れる」なんて思ってもいない。
(思う・・と表記すること自体がおかしいのだが・・)
それともうひとつ、なんでこんなアクロバットな体勢がとれるのだろうか。
これも、どうしても“人間軸”で考えてしまうからだし、観るのに力が要る。
このへんのところも前述の書物の中、「小サイズの達人」の章でそれらしいヒントみたいなものが書かれているのだが・・・思考する過程で頭がこんがらかってきたぜ。
RVP100 AI Micro-Nikkor105 f/4s NikonF5 9月11日撮影
[ad#co-1]
この記事へのコメントはありません。