エロ葉書きを見つけた。エロは幹が二つに割れた隙間に挟まってるようだ。斜面を海風が駆け上り樹々の枝を揺するが、エロ葉書きは端が微かに震える程度だった。
この光景を見た時、僕は素人相手のドッキリかと思った。
罠ならハマりたくない。距離をとり何食わぬ体で花芽を付けたばかりのカタクリを観察しているフリをした。フリ・・そう、意識はしっかりエロ葉書きに集中している。
此処は雑誌、プラスチック容器や缶の不法投棄が後を絶たない。エロ葉書きはそこから飛んできたのだろうか。しかしだ、エロ葉書きだけがそこに在るのは道理に合わない。
やはり誰かが仕組んだ罠かもしれない。ひとまずこの場を離れよう。
小径沿いにはキクザキイチゲが咲きだしていた。葉は幼い。咲いたばかりだろう。カタクリはかなり多く葉を出していてよく見れば花芽も仰山ある。来週がピークだ・・そう確信する。ショウジョウバカマはピンクのベロが出たばかりだ。
こんな風に小路を散策した。ただ頭の中はエロ葉書きのことのみ。
何食わぬ顔で来た道を引き返す。何食わぬ顔でエロ葉書きを撮る。
オッパイみて顔をみて・・・GR3で撮ってフィルムで撮って。終いどころが掴めない。「もっと大胆に・・」そんなことを考え出してる。ダメだ、春の野花を撮るんじゃなかったか。
22日・諸上寺公園
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