四角い冬日和/精神薬の副作用か

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26日はよく晴れた。夜明け前から外に出ていたから空の様子がよくわかる。日の出直前は全天に雲だらけ。昼前頃からどんどん青空が広がって、冬着を脱ぎたくなるほど暖かくなった。

僕は娘を初釜茶会へ送り届けると、古町界隈をあてもなく散策した。2時間近く歩いたかな。ブラブラ夢遊病者のように歩き続けた。目的地なんかない。ただカメラは握っていた。

新大医学部近くの坂道でこの光景に出会う。春を思わせる光と影。

これは四角いマットだね・・そう感じて2枚ポチっている。

この日、自宅前でカワラヒワの囀りを聞いた。それだけ暖かかった。

精神薬の副作用か

各種の栄養補助サプリメントが効きだしてきたのか、継続中の減薬の効果なのか、娘の体調は1月中旬頃から明らかに良くなってきていた。食事以外は布団の中だったのが起きてる時間が増えだした。音楽を聴く、テレビを観る、家族と会話し笑う。散歩も復活した。表情も豊かになってきた。「ワタシ、治ったみたい・・」なんて口にするほど。

ただ、我々親としては安易に喜ぶわけにはいかない。

減薬中であること。精神薬を継続連用していることに変わりはない。急に減薬の離脱症状や薬の副作用が現れても不思議ではないということを忘れてはならないのだ。

昨夜また起きた。

娘は初釜の手伝いで少し疲れていた。女房はボランティア活動でグッタリ。

家族で外食することになった。順番待ちの時に具合が悪くなった。周りはワイワイ、空間も狭い中で女房に「おかしくなった・・また・・衝動・・出てきた」とポツリ。

待合室から急いで連れ出した。娘は楽しみにしていた。何を食べるか車中で話し合っていた。洋服も着替えている。それだけに具合が悪くなったショックは相当なものだった。

「なんでこうなっちゃうのだろう・・」娘は泣いた。

自宅に戻って、口渇、頻尿(30分に1回ほど)、悪寒、不安衝動が見られた。それでいて食欲はあった。食後の服薬、就寝前の服薬で症状は沈静したが、落ち着かない時間が長かった。

副作用か減薬離脱症状か。

かと言って精神薬が体に浸透しちゃっている以上急な中止は出来ない。

セカオピは「そのうち耐える術が身についてくる」なんて以前娘に話していたが、娘は今のところ凌ぐ方法が判らない。疲れている時が要注意ぐらいかな、防衛線を張るのは。

今朝、娘に具合を聞いたら「なんともないね」という。

冬の日本海/精神と腸

静かな湖畔/K・リゾレシチン

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