鉄屑ロボットの朝

gr2

これもHDR(ハイダイナミックレンジ)処理した画像。SDR(スタンダードダイナミックレンジ)と比べると明るさの幅が広くなった。明るい部分の諧調が豊かになったという事か。

撮影した俺自身もいまいち仕組みを理解できていない。

いずれにせよ俺は家族の厄災をキッカケに考え方を変えた。何事も思い立ったらやってみることにした。HDR調仕上げだってそう。原版とかけ離れた画像でもいいじゃないか。

かつて森山大道氏が「写真よ、さようなら」ってセンセーショナルを巻き起こしたじゃない。「荒れ、ブレ・・上等」と写真の常識に一石を投じたじゃない。

HDRがカメラ現像のひとつの手法であるんだから活用して当然だわな。

HDR調現像すると写した対象の陰が見事に浮かび上がってくる。美しく仕上げた部分は化けの皮が剥がれ地肌が露になるし、醜い部分はよりグロテスクに仕上がる。

人の目はとかく中庸さに落ち着く。

俺らが普通に見えてる世界はそもそも本物世界なんか?

・・・あぁ・・おおげさな・・

鉄屑ロボット

自宅近く、24時間営業コンビニのバックヤード。

まだ其処にある。終焉の場なんだろう。急に思い出し撮りに来た。

8日撮影(6時ごろ)

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蝕・新潟海岸

酒場街の路地裏で猫と私と

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