Rollei Retro80S Ai-Nikkor 24f2.8s NikonF3
またまたRollei Retro80Sを現像することとした。
このフィルムを現像する前にRollei Retro400S、Kodak Tri-X400をSilvermax Dev.で現像したところ、どちらも悉く露出過多となってしまった。
公表データに基づいて現像をおこなったつもりなのに「何故?」と疑問が沸いた。
パソコンでこれに関する事象を検索したところ「(この現像液を使用すると)オーバーな仕上がり」「公表現像時間の70~80%の時間が妥当では」などというコメントを見つけた。
その通りだなと思った。
それで今度はこの事を意識して現像してみようと考えたが、現像直前になって考えを変えた。自身の現像データが豊富なSilversalt Dev.が安全だなと。ただし、思い切って現像時間をより短くした。
Silversalt Dev.の公表データより2分近く短い。Silvernax Dev.の悪夢「現像過多」が頭にこびり付いたままなのだ。払い除けるには一度実験してみるしかない。
Rollei Retro 80Sは公表レシピに沿った現像時間で問題なかった。過去の自身のデータには「オーバー目が良いかな」なんて書いてる部分もあるくらい。
冒険しすぎたなぁ~と後悔の念が強い。
ネガは極端に薄く仕上がった。
その中から濃いめのコマだけ(段階露出した)選択してスキャンしたのだ。
そのスキャンである。
最初は昔から使用してるNikonのフィルムスキャナーED-Vで取り込んだ。画像の粒子が結構粗く出てしまったが、「光量が少ない場面だったからこんなもんか」と半分納得し、すぐに画像をアップ。
でも、時間が経つにつれて画像の出来具合がだんだん気になって来た。
ライトボックスにネガを乗せ、ルーペでチェックする。綺麗な階調が出てる。粒子なんて判別できない。それで買ったはいいが半分お蔵入りとなったEPSON GT-X980でスキャンすることを思いついた。
僕には相性が悪い。
じっくり操作手順等を確認する。間違っては何度もやり直した。
スキャン時のレシピは次のとおり。
プロフェッショナルモード フィルムホルダー使用 16bitモノクロ
1200dpi 等倍 アンシャープマスク(0ff)
粒状低減(強) 逆光補正(弱) 埃除去(on)
現像
Silversalt Dev.(1+30)20℃ 11分20秒(30/60/2)ISO80
14日撮影15日未明に現像
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