Rollei Retro80S Ai-Nikkor 24f2.8s NikonF3
この写真も捨てがたい。だからブログに掲載した。
三脚を使用してる。
ISO感度80のフィルムなんだが、この雰囲気で1/60秒、レンズの絞り値はf4なのだ。フィルムの感度設定はノーマル。静かな湖面が功を奏し撮影を可能にしてくれた。
福島潟正面である。
暗いうちから湖畔に5,6人は三脚立ててたな。僕は福島潟南面に位置する遊潟広場から此方に移動してきたんで、写真屋の中ではゲッポのほうだった(テント泊の人はオイラの後から来たけど)。
それでも写真の周辺部分では若造一人だけだった。
その若造に「此所に三脚立てて良いか」と訊ねた。
若造は明らかに小舟にカメラを向けていて、カメラに装着しているレンズの画角によってはオレが置こうとしている三脚が彼の意図した画角に入り込むんじゃないかと危惧したからだ。
「大丈夫です」・・・弱々しい声。
その声のトーンに戸惑いましたねぇ~。
オバケみたいな声(聞いたことないけど)なんで一瞬ギクッとなったけど、若造の顔をマジマジ見るのも失礼(見ることが出来ない怖さもア~ル)だし、此方は「どうも」で済ませたのだった。
リズムよくシャッターを刻むことが出来た。シャッターボタンを押してはフィルム巻き上げレバーに親指かけて巻きあげる。都度にレンズの絞り値を細かく変えていく。
ちょっと離れたところで立ってる若造もパシパシやってたような。
心地良い瞬間を享受した感じがしたんだけどなぁ~。
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