Rollei Retro80S Ai-Nikkor 24f2.8s NikonF3
ちょっと違うタイプのモノクロフィルム。
撮影時、意識してアンダーに振ったわけではない。KodakのT-maxシリーズのフィルム詰めたときのようにおもっいきりアンダーにして撮影するのとは訳が違う。
・・・現像すると悉く露出、現像過多となっていたその反省から・・
撮影時はこの状態で露光して、若干ではあるがプラス側に傾けている。
それでいてこんな絵になった。スキャン後にライトルームで黒白の陰影にコントラストをつけたが、元のテフ画像と見比べてみても違和感がない程度だ。
このフィルムは明るい部分を敢えてアンダーで撮影すると、フィルムの粒子が醜く張り出してくる。かと言って、極端にオーバーにすると、同様に荒れた粒子に辟易する。
ちょうど良いか、少しオーバーが良いのかも知れない。
薄いネガより濃いめのネガということだ。
もっとも現像時間の設定とかそれに伴うタンクの攪拌スタイルで印象が変わるのがモノクロフィルムであるからに、好みは三者三様。「こうしなさい」は全く通用しないのだ。
それにしてもこの写真、曇の表情が如実に表れてる。コレは予想してなかった。「ブルーライトに感度が落ちる」とはこのことなのだろうか。
今回は使用初めてという事でISO感度も表記通りノーマルの80にしてる。
現像液はSilversalt Dev. 推奨のレシピでおこなった。
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